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退位したパワーアンプ
 Abdicated power amplifier
 
 友人の製作した無帰還の「超シールド」がやって来たので、これまでLM帯用に使って来た横穴掘り2号機(以下、2号機)を使わなくなりました。
振り返ると、2号機の製作には、2012年5月から約半年かかっています。
その名の通り、横穴掘り技術を発想し、高順伝達アドミタンスのFET(2SK2955/2SJ554)をソース抵抗なしで使った”格の高い、かつ、自慢の”単純2石式のパワーアンプです。
参考までに、その実験記事は次のようなものがあります。

1 新型低帰還パワーアンプ 目次(2012.5.20)/
新型アンプの関連記事(その1)(2012.5.21)」〜「ろくでもない奴(2012.12.26)」
2 横穴掘り2号機 目次(2014.11.27)/
銀線への変更(右)(2014.11.27)」〜「トランスの変更 目次(2017.3.20)」〜「定電圧ダイオードの変更 目次(2017.7.15)」
4 「退位したパワーアンプ」(本項で、現在、進行中)

さて、 突如として始まったこの「退位したパワーアンプ」の狙いは何なのかです。
正直なところ、書いている本人も、まだ、頭が整理されていません。
したがって、そのビジョンもはっきりしていません。
とりあえず、「経年変化」が一段落した今、実験を進めながら考えている有様です。
しかし、あえて言えば、狙いは次のようなものです。

1 退位して遊んでいるので、復帰して活躍してもらう。
2 帰還定数と利得や、帰還の関係にも理解を深めよう。
3 超シールドのアイドル電流の増強や、ノイズの低減実験で、代理を務めてもらう。

はたして、どうなるかですが、この行に来ても、見通せません。
 
写真1:横穴掘りの起源
新型低帰還パワーアンプ/休憩(その4)より
図1:横穴掘り技術
新型低帰還パワーアンプ/横穴掘り1号品の安定度より
初版 2018.4.24
写真1差し替え、図1の追加 2018.4.28
   
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