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昨年末、1年半振りに松戸の友人と近くの友人がやって来ました。
そこで、諸施策を尽くした我が家のシステムを聞いて頂きました。
その結果、近くの友人から、意外なコメントをもらいました。
それは、”艶のない音”でした。
詳しく聞くと、これは昔からあるらしいのです。
また、東京の友人宅で試聴会があり、3年振りに新システムとオーディオ・ルームを構築されたとのことでお誘いがあり、聞きに行ってみました。
印象的だったのでは、BS放送録画番組(クラシック倶楽部)の弦楽四重奏曲の高弦の美しさでした。
これは我が家にはなかった音であり、ショックを受けました。
その後、この番組について、友人に詳しく聞いてみると、ヴィジョン弦楽四重奏団演奏会でした。(注1)
残念ながら、同演奏の録画番組の手持ちはありません。
注1: |
ヴィジョン弦楽四重奏団(2012年結成楽団於ベルリン)
武蔵野市民文化会館小ホール 2019年10月21日 |
この二つの出来事から、「もう一つの帯域バランス」を閃きました。
それは、MH帯とH帯のスピーカーの能率差Δ:14dBにもなっていることに気付き、8年振りに5dB~9dBの範囲で見直すと、弦楽器が美しくなりました。
しかし、この見直しにおいては、アッテネーターは従来のH帯の帯域比のままで、DF-65のH帯の出力絞っていますので、ディジタル絞りの状態になっています。
さて、これまで、13日間、延べ65曲を聞いて来ましたので、そろそろ、DF-65のディジタル絞りを開放するために、アッテネーターの帯域比を見直すことにしました。
まずは、H帯の帯域比を見直しますが、何時ものことながら、他の帯域比がどうなるか、この行に来ても、分かりません。
◆ことの起こり
高齢化すると、堂々巡りが始まると聞きますが、そんな気もします。
堂々巡りと言うのは、MH帯とH帯のスピーカーの能率差Δが14dBもあり、異常であると、2年前に気づいていたことです。
ちなみに、「アッテネーターの見直し 10kΩ(2018.2.21)」のところに、堂々巡りと思われる同じようなことを述べていることです。
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MH帯とH帯のスピーカーの能率差が15dBもあることは異常なバランスであること気付かず、7年半もの間、音に満足出来ずに悩んでいました。
しかし、悪戦苦闘の結果、この半年の諸施策(表1)の甲斐あって、MH帯とH帯のスピーカーの能率差は6dBまで是正され、音に満足出来るようになって来ました。
そして、音がよくなると、悪いところが浮き彫りになり、歪を感じ始めました。
このため、アッテネータの入力抵抗を従来の3倍に上げたところ、大きな変化を感じました。
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しかし、せっかく、異常と気付いたMH帯とH帯のスピーカーの能率差Δでしたが、友人達に、音が引っ込んでいると言われてしまいました。
そして、スピーカー・ケーブルに付けていたフェライト・クランプを外して、一件落着としていました。
そんなわけで、「スピーカーの能率差の経緯/ことの起こり(2017.12.31)」から引用したスピーカーの能率差の経緯表に灰色枠で示す二つの記事を加え、見直しておきます。
表1: スピーカーの能率差の経緯
◆歩きや、サイクリング
2020年1月8日 |
歩き
海老名市三川公園に行って、園内を一周した。
サイクリング
15時過ぎから快晴になったので、北里大学通りをゆっくり走った。 |
2700歩
6.4km |
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写真1:三川公園さくら橋から写す。 |
初版 2020.1.9 |
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