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幻の音を求めて
Seeking for sound of illusion
 ディジタルに足を踏み入れて2年半になって、あの夢に見た管楽器やピアノの輝きが出て来ました。
DF-55やその出力の設定の貢献もあるでしょうが、一番の貢献者は友人の設計した新型アンプです。
輝きに目覚めて3年になり、求め続けて来た輝きは、やはり、オーディオの世界にもあったのです。

そこで、もう満足となり、「それで音楽を聴けばいいだろう」となるのでしょうが、音を聴くオーディア・マニアにとって、まだ気になるものがあります。
それは、過ってアナログ時代に聞こえた「Blue Rodeo」のバスドラムの音が出ないのです。

どうも、“直流の音”の仕業に違いないと思うのですが、原因はまだよくわかりません。

「試聴会 ◆課題」のところで、次のように述べています。

 幻の音は、DCプリアンプ→低域パッシブのチャンネル・ディバイダー→DCパワーアンプ→ウファーまでDCが通る状態で聴いていた時の体験です。
Cさんは、あのアナログでしかこの音は再現は不可能であると言います。
しかし、ヘンリー・スペンサー・パーマーにアナログに戻ることはないと約束しているので、余命いくばくの生涯をかけて、この音の再現に取り組みます。


かなり無理して結んだ言い回しと思っていましたが、「生涯をかけて、再現して見せます。」ではなくて、「この音の再現に取り組みます。」となっていました。

さすがに、逃げがあります。
しかし、よく聞く“決心のない”ような「取り組みたいと思います。」ではありません。

この項では、この言い回しを「生涯かけて再現して見せる。」にして、実験記事を続けることにしました。
とうとう、やり残してあの世に逝っても、まさかぁー、墓場まで煽りに来る人はいないでしょう。

さて、第一回目は、新型低帰還アンプの1記事と重複しますが、「幻の音」を持って来ます。

注1:
・CDタイトル: blue rodeo TREMOLO
・当該曲名 : fallng down blue
・Blue Rodeo Productions CD-19253 (1997年度製作) 
写真1:ヘンリー・スペンサー・パーマーとの約束
最後の足掻き(2010.8.23)」から
 
写真2:あれから2年になる
後戻り(2012.8.22).」から 

初版 2012.9.4
注1の追加 2015.3.2

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