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アッテネーターの並列の解除
Remove the parallel connection of the attenuator
 
 L帯の2台のダブル・アンプを駆動するために、アッテネーターのL帯をL1とL2に分け、これを並列接続しています。
このために、アッテネーターのL帯の入力抵抗はL1や、L2の1/2になっています。
すなわち、L1,L2のそれぞれの入力抵抗は40kΩですが、並列接続により、20kΩになっているわけです。
これは、,DF-65の負荷インピーダンスになるので、帯域幅の下限周波数を高くしますし、また、負荷インピーダンスが低いと歪の観点から好ましくないだろうと考えました。
そこで、アッテネーターのL1,L2の並列接続を解除し、DF-65の出力のチャンネルA〜Dを次のように接続してみました。

1 DF-65のチャンネルAをL1帯、BをL2帯に割り当てる。
2 チャンネルCにLM帯を、DにMH帯を割り当てる。
3 すなわち、H帯のない3WAYであり、H帯のパワーアンプや、スピーカー(ツィーター)は接続から外す。
4 もともと、H帯は聞こえていないに等しいので、問題ないだろう。
5 再び、直烈接続にすれば、もとの4WAYに戻すことも可能。

その後、ブリッジ・接続にしてやれば、電圧は2倍、出力は4倍になると考え、退位していた横穴掘り2号機を引っ張り出しましたが、頓挫しています。
しかし、パワーアンプの片側を使い、ダブル・ウーファーを直列接続にする構想に辿り着きました。
なお、この目次は、「幻の音を求めて/アッテネーターの並列の解除〜2号機のRnf2」を束ねて再編集したものです。
 
図1:並列接続のアッテネーターの回路図例
CRアブソーバーは省略して描いている。
 
初版 2020.6.8
   
   
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