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帯域比の検討
A study of band ratio
 過って、無線LANをスピーカー・ケーブルから1mのところに置いていたときに、ジリジリ音に悩まされました。
その音が無線LANの影響とも知らずに、1年近くこの音が出ないように徹底的に対策を行いました。
それは、未経験であった新型アンプの無帰還化に伴う弊害ではないかと思ったために、気付くのが遅れた背景もあります。
そして、その対策の結果、ジリジリ音の改善と引き換えに、倍音が出ないと言う問題が生じていたようです。
このため、これまでに行っていたやり過ぎ的な対策を見直して来ました。

1 スピーカー・ケーブルに付けたフェライト・クランプの見直し
2 アッテネーターの閉ループの制動の見直し
3 新型アンプの帯域幅の見直し

そして、チェロの美しさを得て、帯域幅の見直しも一段落しました。

そうなると、次の改善課題はアッテネーターの帯域比の見直しです。
それは、DF-55の中高域(MH)帯のレベルが+3.5dBとなっていて、低過ぎる設定になっていることです。
そこで、アッテネーターの帯域比の見直しに目を向け、DF-55のMHの出力レベルを+7.5dB程度に出来ないか検討を始めました。

こうして、新しい帯域幅で試聴を進めるうちに、まだまだ、DF-55の出力設定(帯域バランス)は固まっていないことが分ります。
したがって、この項の「帯域比の検討」の内容は、どちらかと言えば、「帯域バランスの検討」となっていますが、回を重ねるうちに、意外なことが分って来ました。
写真1:マウンテンバイクと一緒に意外なコメントがもたらされた。
マウンテンバイク」より

初版 2014.10.13

   
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