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絶縁トランス
Insulation transformer
 まさか、GHzやMHzの音が聞こえるとは、この年になるまで想像もしませんでした。
ちなみに、GHzの無線LANはバイオリンをジリジリといやな音にします。
また、BS放送番組を見聞きしながら、TVの電源をオン・オフしてみると、音楽の音程が変わるのが分ります。
TVのスイッチを入れると、音程が上がるのです。
人間の耳が高周波数のノイズを直接感じているのではなくて、ノイズがアンプ類の真の音楽信号を変調させ、音程を狂わせているようです。
ここで、たちが悪いのは無線LANです。
無線LANのノイズは、電波ノイズとなって、ケーブルに取り付きます。
スピーカー・ケーブルは格好のアンテナになり、出力端子から容易にノイズは侵入して来ます。
したがって、無線LANを遠くに置くのがとりあえずの対策です。
また、±の出力端子にノイズ・フィルターを入れると効果的です。
以前から、出力端子にフィルター(インダクタンス)を入れると、不安定なアンも安定になることが分っていましたが、電波ノイズ対策にもなっていたようです。

一方、TVは電源ラインにノイズを吐き出しているようです。
したがって、せっかく、ノイズ・フィルターでクリーンにした電源ラインに、TV電源を接続すると、他のアンプ類は迷惑をこうむることになります。
早い話が、機器によって電源ラインを分けるべきであるとなります。

これまで、アンプ類に色々なノイズ対策をしました。
その上で、安心のため、無線LANをスピーカー・ケーブルから5.5mのところに離しました。
これで、ノイズの影響はなくなったと思っていますが、ときどき、ノイズの音を思い出します。
そうなのです。
ノイズの音を一度知ってしまうと、精神的によくないのです。
この精神的な面からも安堵を得ようと、横穴掘り3号機、4号機の製作の合間に、1kVAと500VAの絶縁トランスを手配しておいたところ、届きました。
3号機、4号機もほぼ完成の域に達した感があるので、さっそく、絶縁トランスの設置に取りかかりました。
写真1:絶縁トランス
左:1kVA,右:0.5kVA
スワロー電機JAPAN製
横穴掘り3号機/最後の調整(0-100V)から

初版 2014.7.2
記述追加 2014.7.3

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