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ダブルの効果
Double effectParallel resistance of driver
 
 ドライバーの並列抵抗の接続によって、パワーアンプの利得が下がります。
当然、パワーアンプのノイズも減っています。
そこで、利得が下がった分をDF-65の出力を増やして、パワーアンプの信号を増やすので、もとの音楽出力が得られます。

◇SN比の改善
このとき、パワーアンプの利得が下がる⇒ノイズが減る⇒信号のレベルが上がるので、SN比の観点で、「ダブルの効果」が得られます。

ところで、「新しいアッテネーター」を始めたときに、スピーカーに並列抵抗を付けて、その分、アッテネーターの帯域比を-39.5dB⇒-19.0dBにして、信号を大きくしました。
そのときから、すでに、「ダブルの効果」の恩恵を受けていました。
すなわち、ノイズを減らし、一方で、信号を大きくすることを始めています。

◇ダンピングの改善
また並列抵抗をが60%〜70%に下がったたことにより、fc以下の周波数におけるスピーカーの振動板のダンピングがよくなって、音が生々しくなりました。

◇強い音が強く出る
ボリューム回転角、12時の音が10時で出ることも、信号に重畳したノイズが減っているために、ヒューズ、電源ケーブルの抵抗値による変調が減って、強い音が強く出る原理と同じです。

◇基盤
並列抵抗により、パワーアンプの利得が下がってくれるのは、無帰還パワーアンプの出力インピーダンス 60Ω〜80Ωのおかげです。
無帰還パワーアンプに夢中になり、最後の足掻きを繰り返しながら、諦めることなく、ここまで来たわけで、一朝一夕にこの基盤が出来たことではありません。

◇耳の衰え
高齢化により、高周波数の音が聞こえなくなり、かてて加えて、マイクの筒音(セリセリ音)が聞こえるようになって来ました。
何時まで、オーディオの趣味を続けられるのかが、一番不安です。
どうも、バランスよく衰えていくことが一番いいようです。

@思考力
A記憶力
B運動力
C考案力(閃き力)
D真っ青力
E間違い発見力
Fなどなど

なお、本目次は、「ヒューズと音/ダブルの効果」の関連記事を束ねて、再編集したものです。
 
写真1:庭のもみじ葵も筆者のみかたである。
 
初版 2021.9.11
上流のノイズ⇒ノイズに訂正 2022.12.11
   
   
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