目次に戻る L帯のパワーアンプの見直し トップページに戻る
Contents
さらなる改善
Further improvement
 
 「アッテネーターの帯域比の見直し」のところで、L帯のパワーアンプに次のような進歩がありました。

1 出力インピーダンスを5Ω⇒1.6Ω〜1.7Ωに下げた。
2 Rnf1/Rnf2=240kΩ/2kΩ⇒1MΩ/12kΩにして、入力抵抗が4kΩ⇒17kΩになった。
3 アッテネーターの入力抵抗を4倍の10kΩ⇒40kΩに上げることが出来たために、歪みが減り、かつ、超低域まで帯域が伸びた。、
4 Rnf1/Rnf2=1MΩ/12kΩにしたために、意外にも、ハム・ノイズは皆無になった。
5 出力インピーダンスが下がり、歯切れがよくなったために、DF-65のL帯を上げられるようになった。
その結果、幻の音が出るようになった。

しかし、「もういいでしょう」とはなりません。
何かいい方法はないかと考え、16項目もの今後の課題を頭に浮かべます。
つまり、この課題を解決すれば、もっと、音がよくなるような気がするわけです。
そして、「決行(2020.4.20 )」となります。
その結果は、この「さらなる改善」に続けることにしました。
はたして、改善になるのか、この行に来ても、どうなるか分かりません。
 
図1:C6,C7を追加し、帰還ループを最短化「決行(2020.4.20 )」より
 
初版 2020.4.21
図1の訂正 2022.4.17
   
   
inserted by FC2 system