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ウーファーの再着磁
Remagnetization of woofers
 長い間悩んで来た高域感のなさを改善しようと始めた「高域感」は、ドライバーのオーバーホール(再着磁)に展開しました。
まずは、MH帯/H帯のドライバーSG-3880BL/SG188BLの再着磁をしたところ、あっさりと、高域感が戻って来ました。
余命いくばくのオーディオ・マニアにとって、まさに、間に合ったとなる劇的な出来事でした。
これに気をよくして、LM帯のドライバーSG-5880BLも再着磁することにしました。
その結果、LM帯の能率が上がるとともに、レベル調整が楽になりました。
どうも、L帯とLM帯のつながりがいい=フラットになっているようです。
そして、9か月後に、LM帯のSG-5880BL×2+Gaos-100ホーンの周波数特性を測ると、想像通り、フラットになっていました。
そこで、L帯/LM帯のfcを思い切って、112Hz/125Hzに下げることになります。
当然、ウーファーのコーン紙よりはるかに軽く、強靭なベリリウム振動坂の音が優勢になりますから、音はよくなります。
一方、ウーファーも購入後、15年たっています。
「こうなったら、かまうことはない」とばかりに、ウーファーSG-38WNSSP×4の再着磁も行うことにしました。
これは余命いくばくにおける大事業です。
しかし、この行に来ても、その結果がどうなるか分からないのは何時ものことです。
写真1:ウーファーの取り外しの準備を始めたところ
「C4,C5のタイ・バンド巻き11日間のブランク(2016.1.7)」より

初版 2016.1.29

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