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ベルリン・フィル・ディジタル・コンサートホール
The Berliner Philharmoniker's Digital Concert Hall
 音がよくなり、システムの改善が一段落すると、ソースに目が行きます。
最近、「ドライバーのオーバーホール/まとめ(その2)(2016.5.10)」のところで、SONYのBDP-S6500を購入したことに触れています。
狙いは、インターネット配信のベルリン・フィル ディジタル・コンサートホールを、もう一度、聞いてみようと言うわけです。
記憶では、表1のようないい録音の演奏がありました。

ここに来て、ホームページ開設12周年と訪問回数140000回記念行事として、目次単位の実験記事の「まとめ」を行うことにしました。
このため、古文書を振り返ることになり、きっかけがありました。
それは、 「無線LANなしの録音モーリス・ラベル(2014.3.24)」のところで、次のような記述を発見したことにあります。

◆まとめ
Rnf2と音の成果に加え、ダメ押し的な無線LANの隔離、TV電源ラインの分離が功を奏していると思われる。
今回、LANケーブルをMODEMからBDP-S590に直接つないでみると、5mでも音に影響はなかった。
20才の頃に映画館で見たスパルタカスの管楽器の輝きが50年振りに我が家で出た思いである。
恐らく、あのときの管楽器の輝きの感動には膨らみが生じていると思われるが、その膨らみをも超えたと言うことになる。


つまり、LANケーブルが長いと、音によくないのではないかと言う不安が払拭されたことになります。
現状のシステムでは、無線LANをスピーカー・ケーブルから5.5mの所に隔離していますので、5mのLANケーブルが必要になります。

早い話が、ベルリン・フィル ディジタル・コンサートホールを最新のシステムで聞いたら、昔聞いたあの音がもっと輝かしくなるのではないかと言うわけです。
何時ものことながら、結果はどうなるか分かりません。

表1:ベルリン・フィル・ディジタル・コンサートホールの思い出
No  番組名
1  左手のためのピアノ協奏曲 モーリス・ラベル
  ピエール・ブーレーズ指揮 ピエール=ロラン・エマール ピアノ
2  リヒャルト・ワーグナー ワルキューレ第3幕 サイモン・ラトル指揮
3  ルチアーノ・ベリオ ガボール・タルケヴィ
 C管トランペットとピアノ・レゾナンス
4  ハイドンの主題による変奏曲 マリス・ヤンソンス指揮
 フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
写真1:SONY BDP-S6500

初版 2016.5.18

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