目次に戻る チェロ・リサイタルの音 トップページに戻る
Contents
ジリジリ音の正体
Identity of ”Sound Jirijiri”
 昔から、CD&SACDや、BS放送録画番組の曲によっては、全奏の混濁感があり、何とかならないものかと悩ましくなります。
全奏の混濁感は、言い方を変えると、筆者の耳には、ジリジリ(ときに、ザラザラ、ヒャラヒャラ)と聞こえる音であり、自然界にはない違和感となっています。
特に、弦楽器と管楽器が同時に演奏されるときに、それぞれの区別が付かない文字通りの混濁音です。
経験的に、CD&SACDに聞くに堪えないものもあり、手の届かない棚や、引き出しに隔離しています。
また、BS放送録画番組の中にも同様のものがあり、番組リストから削除しています。
一方、アッテネーターや、パワーアンプの低ノイズ化によっても、管楽器と弦楽器の分離がよくなり、管楽器がヒューヒューと美しく鳴るようになって来ました。
したがって、システムのノイズもジリジリ音に加担していることが分かっています。
ところが、日によっても、そのジリジリ音が酷くなることがあります。

そんな中、昨年末に、二人の友人の「いずれもハイエンドな」装置で音を聞かせてもらう機会がありました。
そこで、新たな発見がありました。
それは、ジリジリ音の正体です。

なお、50記事になっていた 「一番の音」のうち、25記事を「ジリジリ音の正体」として、この目次に分離し統合したものです。
まだ、続いていた記事だけに、この先どうなるか、何時ものことながら、分かりません。
写真1:水道みちのヘンリー・スペンサー・パーマーに新年のご挨拶
「新年のご挨拶(2017.1.2)」より

初版 2016.12.3

inserted by FC2 system