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フェライト・クランプとアルミ箔
Ferrite clamps and aluminum foi
 振り返ると、アルミ箔を被せてスピーカー・ケーブルをシールドする構想は、「アッテネーターのCRアブソーバー( 2014.10.29)」、その具体化は「アルミ箔によるシールド(2014.10.30)」のところでした。
しかし、スピーカー・ケーブルにアルミ箔を被せてシールドしても、フェライト・クランプはこれまで通り付けたままにしていました。
その後、フェライト・クランプを外す小実験を行っていますが、本格的な実験はまだでした。
そこで、この実験を行おうとした矢先に、MH帯、H帯用のパワーアンプのスピーカー・ケーブルには、それぞれ、アルミ箔を被せた上で、両者をさらにアルミ箔で束ねていることに、ふと、気付きました。
こうすると、GHzの領域では、MH帯、H帯用のパワーアンプとスピーカー・ケーブルに被せたアルミ箔で三角形の閉ループが出来ています。
そこで、それぞれのアルミ箔を相互に絶縁したらどうなるのかに関心が高まり、早速、実行してみると、音はいいようです。
また、同様なことを、L帯(ダブル・ウーファー)用のパワーアンプのスピーカー・ケーブルでも行っています。
MH帯、H帯の結果に味を占めて、L帯にも同様な絶縁を展開しました。
その過程で、裏部屋の無造作な配線に気付きました。
さて、これらの実験を目次に束ねるこの段階でも、まだまだ、先がどうなるか分かりません。
写真1:L帯(ダブル・ウーファー)への展開より

初版 2016.6.7

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